社内公用語 英語企業で すぐ使える「交渉の英語表現」3

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1.相手に再考を頼む

2.責任者を知りたいとき

3.仕事の条件についてたずねる

4.話の内容を具体的にたずねる

3.仕事の条件についてたずねるとき

Are the terms still negotiable?

相沢:アズマ先生、交渉はやっぱり難しいですね。

アズマ:何かありましたか?

相沢:それが、取引先と値段の交渉をしてこいって言われて、交渉しにいったんです。それで少しは値段を下げてくれたんですけど、会社に戻ったら上司からもっと下げるように交渉できなかったのかって怒られてしまって。

アズマ:それは大変でしたね。

相沢:そうだったんです。でも、もっと下げてくれって言いにくいじゃないですか。こんなときに、何か良い英語の表現はないもんですかね?

アズマ:こういうのはどうでしょう。Are the terms still negotiable? 条件については交渉の余地はありますか?という意味ですね。条件などに関して、「まだ交渉の余地がありますか?」とその可能性を尋ねるときの表現です。

この他にも、「Is there any room left for further negotiation?」まだこれから交渉に少しは余地が残ってますか?とも言えます。

「negotiable」はこの他、「Is the price negotiable?」とか、「Is the schedule stillnegotiable?」のように、「値段」とか「予定」など他の言葉にも用いられます。

相沢:ああ、こんな表現があったんですね! 次は使えるようにしておかないと。相手にきちんと伝わるように、正しい発音を教えてください。

アズマ:Are the terms still negotiable? という場合、大切な言葉は、「terms」と「negotiable」なので、この両方を強く発音します。「まだ」という気持ちを強く伝えたければ、「still」も強く発音されることがあるでしょう。

「terms[təːrmz]」の発音が日本語式の「タームズ」にならないよう注意しましょう。[əːr]の発音は舌を口の中で浮かすようにして、唇の両側に力を入れ、エとアの中間のような音を出します。negotiable[nigóuʃ(i)əbl]は、強く発音するところに気をつけて発音しましょう。文章の最後で、声の調子を上げるといいですね。

◆会話の文脈からフレーズを覚えましょう◆

相沢:Can you tell me a bit more about theterms?/条件についてもう少し教えていただけますか?

社員:Certainly.Whatelse would you like to know?/わかりました。ほかにどんなことをお知りになりたいのですか?

相沢:What about paid holidays?/有給休暇はどうなっていますか?

社員:There are three weeks of paid holidaysa year./1年に3週間の有給休暇があります。

相沢:And does your company give a bonus?/それと、御社ではボーナスはありますか?

社員:No,itdoesn’t./いいえ,ありません。

相沢Are all these terms still negotiable?/これらの条件に関して交渉の余地はありますか?

社員:I’m afraid not./すみませんが,ありません。

4.話の内容を具体的にたずねる へ続く>>

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