社内公用語 英語企業で すぐ使える「交渉の英語表現」2

前回の記事はコチラ

1.相手に再考を頼む

2.責任者を知りたいとき

3.仕事の条件についてたずねる

4.話の内容を具体的にたずねる

2.責任者を知りたいとき

Who am I supposed to contact forgetting a final decision on this matter?

相沢:アズマ先生、この間飛び込みの営業である会社に行って取引の交渉をしようしたんですけど、「責任者は私ではないので」と言われて、追い返されてしまったんです。

アズマ:引き下がらなかったんですか?

相沢:引き下がろうとしたんですけど、「責任者は誰ですか?」って聞いても答えてくれなかったんですよ。

アズマ:英語の表現が不十分だったのかもしれませんね。そんな時はこんなふうに言うといいでしょう。Who am I supposed tocontact for getting a final decision on this matter? この件についてはどなたにお話しすればご決定いただけますでしょうか?という意味です。

「どなたが最後の決定をされるのですか?」とか、「決定を頂くためにはどなたにお会いすればいいのですか?」と言うときの尋ね方ですね。他にも、「Who do I meet for getting a final decision?」と言うこともできます。また単に、「この件に関してはどなたにお目にかかればいいですか?」と尋ねたいときには、「Who do I meet for thismatter?」とか、「Whodo I meet to inquire about this?」と言うといいでしょう。

相沢:なるほど。そういうふうに言えば良かったんですね。次こそは引き下がれるように、正しい発音を教えてください。

アズマWho am I supposed to contact _for getting a final decision on this matter? は、長い文なので、「contact」の後で少しポーズを取りましょう。さらに「decision」の後でも少し切ることができます。

発音を強めるところは、「Who」、「supposed」、「contact」、「getting」、「final,decision」、「matter」の7か所です。am‿Iのところは、[əmai]と弱めに一息で発音しましょう。声の調子は、疑問詞で始まるため、下げ調子がふつうですね。

◆会話の文脈からフレーズを覚えましょう◆

社員:I’m afraid the decision does notrest with me./すみませんが,決定権は私にはないのです。

相沢:I see.Who am I supposed to contact for getting a final decision on thismatter,then? /わかりました。じゃ,この件で最終決定を得るにはどなたにお会いすればいいのですか?

社員:Theoretically Mr.Collins,chairman of the board,but practically it seems that Mr.Shreiderhas the last say.理論的には会長のコリンズでしょうが、実際にはシュライダーに最終的な発言権があるようです。

相沢:Could you arrange a meeting withhim?/その方にお会いできる手配をしていただけないでしょうか?

社員:Yes,ofcourse./はい、いいですよ。

3.仕事の条件についてたずねる へ続く>>

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