【2024年版】TOEIC®730点取得のためのリスニング対策勉強法
こちらの記事では、現在のスコア500点台〜600点程で、730点を目指す方向けの学習方法を紹介していきます。
600点を目指される方は、まずはこちらを参考に!
TOEIC®600点対策 リスニング勉強方法①
TOEIC®600点対策 リスニング勉強方法②
TOEIC®600点対策 リスニング勉強方法③
730点取得に必要な正解数の目安
TOEIC®テストは990点満点、リスニングパート100問、リーディングパート100問の計200問のテストです。
1問あたりの点数が決まっているわけではないのでこちらは目安となりますが、730点を取得するためにはリスニングの各パートで大体このくらいの正解数を目指す必要があります。
Part 1 5/6
Part 2 20/25
Part 3 28/39
Part 4 22/30
730点を取得するためにはPart 3、Part 4の長文問題をどれだけ理解できるかが鍵となってきます。
使用する教材は公式問題集をお勧めします。
公式問題集はTOEIC®の問題を開発しているETSが制作している問題集です。
公式問題集を使用するメリットとしては、より本番に近い問題で練習ができる事と、収録されている音源の声が本番と同じスピーカーであることです。
普段から本番と同じスピーカーの声で練習することで、スピーカーの声や発音に慣れることができるというメリットがあります。
スピーカーの方達は変わっていく可能性もあるので、最新の公式問題集を使用して練習をすると良いでしょう。
Part 3 、Part 4の練習のやり方
①CDを聴き、問題を解く
②答えを見る前にディクテーション(書き取りトレーニング)を行う
→英文を聴き、答えを見る前に英文をノートに書き取ります。わからなかった部分は何度聞き返してもOKです。
③正解を見て、問題文、質問文を正確に理解する
④精読、スラッシュリーディングを行う
→精読とは文章を丁寧に読んでいくことです。わからない単語や文法があれば調べて、また文の主語や動詞や修飾語など英文の構造を理解しながら読み進めていきます。
また、意味のカタマリごとにスラッシュを入れて英語の語順で読む練習をします。
Next, / the weather forecast / from What’s-up Radio. / I’m sure / that many / of our listeners were planning / to visit the summer festival / that’s taking place / at Farwood Park / this weekend.
次に、 / 天気予報です / What’s-up Radio から。/ きっと/ リスナーの皆さんの多くが/ 計画を立てていることでしょう / 参加することを夏祭りのイベントに/ 行われる / Farwood 公園で/ 今週末に。
⑤音声を聞かずに、何回か音読をする
→ただ闇雲に音読をするのではなく、問題文をしっかりと理解し、精読を行い英文の構造を理解したした上で音読をすることに意味があります。
⑥音声を聞いて、問題文、質問文を音読する
<レベル1>
テキストを見ながら、音源を流しその音声に自分の声をかぶせるようにしてなるべく同時に言えるように音読をしてみましょう。
もし通常速度での音読が難しい場合は、0.8や0.9倍速などついていける速度から初めて、慣れてきたら通常速度で音楽が出来るようにしましょう
<レベル2>
シャドーイングに挑戦してみましょう。テキストを見ずに、音源を流し、聞こえてきた音声を頼りに意味を思い出しながら追いかけるように音読をしてみましょう。
自分の声で音声がかき消されないよう、少し小さめにぶつぶつと声を出すようにしましょう。
⑦730点を目指す場合は、さらに問題文を覚えて空で暗唱できるようになるまで極めるとより効果的です。
細かい部分まで注意を向けて意味をしっかり理解しながら音読をすることで、細かいところまで意味を理解し、流れてくる英語の意味を即座に捉える力が身に付きます。
設問と選択肢の意味をきちんと理解する
Part 3、Part 4はリスニングの問題であると同時に速読の問題でもあります。
リスニングの長文対策では音読学習などにフォーカスされがちですが、設問文や選択肢の意味をぱっと捉えるために「読む力」も重要となります。
単語や文法といった基礎学習をすることでリーディングだけではなくリスニングにも効果的なのでそちらの学習を怠らないのと、もし問題を解く際にわからない設問や単語があれば わからないままにせず、単語を覚えたりどのように読むのか確認するようにしましょう。
リスニングパートで出てくる単語はリーディングパートで出てくる単語よりも易しい傾向がありますが、TOEIC®の超頻出単語という事ですので、公式問題集のリスニングパートでわからない単語がある場合はぱっと意味が出るようになるまで全て覚えるようにしましょう。
このような設問文をぱっと理解できるでしょうか?
- Who is the speaker?
(A) A radio host
(B) A representative of Farwood Park
(C) A musician
(D) An artist
93.What does the speaker mean when he says, “I’m not sure about that guys”?
(A) He doubts it will rain.
(B) He does not like the idea of rain.
(C) Some plans may have to change.
(D) He is sure that everything will be
cancelled.
- What can the listeners check on the website?
(A) Whether the layout of the venue will be altered.
(B) Whether the outdoor festival has been canceled.
(C) Whether prizes will be handed out.
(D) Whether the entire event will be
cancelled.
- 話し手は誰だと考えられますか。
(A) ラジオ番組の司会者
(B) Farwood 公園の代表者
(C) 音楽家
(D) 芸術家
93.話し手が“I’m not sure about that guys”と言う際、何を意図していますか。
(A) 雨が降ることを疑っている。
(B) 雨が降ることを嫌がっている。
(C) 計画が変わらざるを得ない可能性がある。
(D) 全てが中止になるに違いないと思っている。
94.聞き手はホームページで何を確認することができますか。
(A) 会場のレイアウトが変更されるかどうか
(B) 屋外のお祭りが中止されたかどうか
(C) 賞が配られるかどうか
(D) お祭りが全体的に中止になるかどうか
リスニングをしっかりと意味を理解して学習することがスピーキングにも役立ちますので、確実に理解できるように学習していきましょう!