TOEIC500点勉強法|リスニング対策Part2攻略法②

前の記事はコチラ

3.問題タイプごとのポイント

PART2の問題タイプは以下の3つに分けられます。

<WH疑問文>
具体的な情報を求める疑問文で、WH疑問詞から始まります。求められた情報を答える応答が多いですが、ひねった応答の場合もあります。

 

<YES / NO疑問文>
Be動詞や助動詞で始まります。基本的にはYESかNOで答えます。ただし、単純にYESかNOで答える応答ではなく、ひねった応答の場合が多いです。

 

<質問文以外の文>
続く応答には様々なパターンが考えられます。例えば、「提案・依頼・申し出」、「選択疑問文」、「平叙文」などです。瞬時に内容を理解する力が求められます。

それぞれの問題タイプごとの対策ポイントについて説明します。

 

<WH疑問文>

When / Where / Who / Which / What /Why / How / How often / How muchなどの疑問で始まる疑問文で、質問の種類を理解するためには、冒頭の疑問詞を聞き取る必要があります。冒頭だけではなく、前半まで聞き取れると質問全体の意味が分かるため、ひねりのある応答にも対応できるでしょう。

 

 

例題)

設問:Where is the headquarters of Billy’s Pharmaceutical located?

(Billy’s Pharmaceuticalの本社はどこにありますか?)

 

Where~と聞こえたら、場所を答える応答を意識して待ちます。ただ、WhereとWhenの発音は聞き分けにくいので、注意しましょう。

 

選択肢

  • (A)No, the head of the section chief.(いいえ、課長ではありません)
  • (B)Next year(来年)
  • (C)In New York.(ニューヨークです)

 

WH疑問文に対して、YesかNoで答えられないので、まずYesかNoが聞こえたらその選択肢は消去します。そのため、(A)は正解ではないとすぐに分かります。もし、質問の意味が分からなかった場合は、聞き取れた単語と同じものや似た発音のものは誤答の可能性があるため、消去しておきましょう。

(A)の場合は、設問のheadquartersと、選択肢の中のheadが似た発音で、誤答を誘っているのが分かります。

(B)は、時を答えているのでWhenに対する応答です。冒頭をWhereではなく、Whenと聞き間違えていたら選んでしまうおそれのある選択肢です。

(C)は場所を答えているので、正解です。位置する場所の問質問文として、「Where is …located?」を覚えておくといいでしょう。

WH疑問文には冒頭だけでなく、しっかりと意味を理解しないと解けない問題もあります。Where / When / How などは冒頭だけ聞き取れれば正解を選択できる易しい問題も出題されますが、WhyとWhatは冒頭だけを聞いても答えを選択することはできません。少なくとも動詞までの意味を理解する必要があります。

 

例題)

設問:Why did you leave Cathy cosmetics?

(なぜCathy cosmetics社を辞めたのですか?)

 

Why~と聞こえたら動詞のleaveまで聞き取り、辞めた理由となる応答が流れるのを待ちます。

選択肢

  • (A)About 600 employees.(およそ600人の従業員です)
  • (B)I left it on your PC.(あなたのパソコンに置きました)
  • (C)To start my own shop. (自分の店を始めるためです)

Whyに対する応答は、理由です。理由を伝えるには必ず動詞が必要なので、主語+動詞「~が…だから」か、To+動詞「~するため」の応答が正解です。また、Becauseから始まる文は、その後の内容が正しいかを聞いて判断しましょう。

In Chicago. や、Three hours. のように、前置詞と名詞だけで答えているものは消去して、正しい解答をマークしましょう。

(A)の、employee=従業員は設問と関係がありそうに聞こえますが、動詞が入っていないため、理由を伝えることはできません。

(B)は主語+動詞の応答になっていますが、on your PC と場所を答えているので、これはWhereに対する応答です。

(C)はTo+動詞で「~するため」という理由を伝えています。店を始めるためは会社を辞める理由になっているので、正解は(C)です。

WhyとWhatの設問の応答文には必ず動詞が入っていなければいけないので、動詞が入っている選択肢をマークするようにしましょう。

 

<YES / NO疑問文>

Do you~?、Are you~?などで始まれば、Yes / No疑問文なので、設問の意味を理解する必要があります。そのため、動詞は聞き取らなければならず、動詞+目的語まで聞き取れれば答えを選択しやすくなります。

 

例題)

設問:Are you visiting Hawaii this winter?

(この冬はハワイを訪れますか?)

 

Are you~と聞こえたら、動詞visitと、目的語のHawaiiまで聞き取り、ハワイを訪れるのかどうかの応答を待ちます。

 

選択肢

  • (A)Yes,Ive just reserved ticket.
    (はい、ちょうど航空券を予約したところです)
  • (B)Last winter.
    (去年の冬です)
  • (C)No, it is warmer than usual.
    (いいえ、いつもより暖かいです)

Yes / No疑問文の応答は必ずYesかNoで判断できるというわけではありません。YesかNoだけで判断できない場合がほとんどです。話を展開させる応答が基本なので、Yes / Noの後をきちんと聞き取れるようにしましょう。

(A)は、ハワイを訪れるかどうかに対して、Yes=訪問すると答えた後、追加の情報として航空券を予約したことを伝えているため、正解です。ただ、必ずしも応答でYesかNoが使われるわけではないことを覚えておいてください。

(B)は、this winterに対して誤答を誘おうとlast winterが使われています。同じ単語や似た発音が聞こえたらひっかけでの可能性が高いので注意が必要です。

(C)は、訪問するかどうかという質問に対して、warmerと気温を答えているので応答になっていません。

 

<質問文以外の文>

「選択疑問文」

「午前か午後」、「今日か明日」のように、AかBで選択をせまる疑問文です。選択の対象を聞き取ることが重要です。

 

例題)

設問:Do you want to pay for the bag by cash or credit card?

(鞄は現金で支払いますか、それともクレジットカードですか?)

 

英文の長さにかかわらず、or で繋がれている設問は2つの内どちらかを選択させます。基本的には設問の後半部分、特にor の前後に集中して、選択する対象を聞き取るようにしましょう。

選択疑問文については、設問で使われた単語が応答で使われていても自然なため、ひっかけとしてすぐに消去することはできないので注意してください。

 

選択肢

  • (A)Yes, please.(はい、お願いします)
  • (B)A small bag.(小さい鞄です)
  • (C)Do you take this card?(このカードは使えますか?)

選択疑問文に対しては、基本的にどちらかを選ぶ応答になるので、設問で聞かれた選ぶ対象でないものは消去しましょう。この設問の場合は現金かクレジットカードを選択する問題なので、ピンポイントに聞き取ることがポイントです。

(A)は、お願いしますとしか言っておらず、選択をしていないので応答にはなっていません。

(B)は、設問にbagという単語はありますが、現金かクレジットカードの応答にはなりません。バッグを買う場面から連想して選択しないように注意しましょう。

(C)は、支払う際にこのクレジットカードが使えるかどうかを聞く定型表現で、正解です。質問に対して質問で応答することもあるので、覚えておいてください。

 

「平叙文」

情報を伝えたり、報告をしたりするような表現です。内容をきちんと理解する必要があるため、難易度が高くなります。

例題)

設問:We need to decide the wording of our new advertisement soon.

(私たちは新しい広告の文言をすぐに決める必要があります)

 

We need ~と聞こえたら、発話者と応答者が文言を決める必要があると判断できます。そのことに対する適切なコメントを待ちましょう。

 

設問

  • (A)More than three million people.(300万人を超える人々です)
  • (B)Is the deadline tomorrow?(締め切りは明日ですか?)
  • (C)Magazine and a poster?(雑誌とポスターですか?)

 

平叙文は質問ではないので、コメントや質問で応答します。言ったことに対して付け加える一言なので、内容に関連した話を展開させている応答が正解です。

(A)は、文言を決めることと人数とは関係ないので、応答になっておらず、誤答です。

(B)は、デザインを決める締め切りをたずねているため、正解です。コメントと言っても質問で応答する場合もあるので、こういったパターンにも対応できるようにしておきましょう。

(C)は、advertisement(広告)から連想できそうですが、文言を決めることに対するコメントにはならないので誤答です。

 

攻略法③に続く>>