<TOEIC®リーディング対策>part5のスコアアップで600点を取ろう!①
「TOEIC®600点が超えられない……」
「Part5がどうしても克服できない……」
このような悩みを抱えてはいませんか?
TOEIC®600点は一般的に初受験者の目標とされるスコアですが、なんとなく学習するだけでは達成できないため、悩んでいる方も少なくありません。また、リーディングセクションの最初の問題となるPart5が苦手で伸び悩んでいる方もいるかと思います。
本記事では、TOEIC®600点突破を目指したPart5対策法をご紹介します。TOEIC® Part5のコツや勉強法、必要となる正解数までご紹介するのでぜひ参考としてください。
TOEIC®「Part 5」とは?
TOEIC®は、リスニングセクションとリーディングセクションに分かれています。リーディングセクションは、「短文穴埋め問題」、「長文穴埋め問題」、「長文読解問題」の3つがあり、Part5は「短文穴埋め問題」にあたります。
Part5は全部で30問あり、文章の空欄に最も適する選択肢を4つの中から1つ選んで解答します。
Part5の設問は、語彙問題と、文法問題に分かれます。文法問題は、「品詞問題」、「前置詞問題」、「動詞問題」、「接続詞問題」、「代名詞問題」、「比較級問題」の6つに分類できます。文法問題には出題パターンがあり、最も多いのが空欄に適切な品詞を入れる「品詞問題」です。
一方、語彙問題には出題パターンがないので、知らない語彙が出て文脈をつかめない場合は時間をかけて考えても答えが分からないこともあります。多くの語彙を身につけておくことが大切ですが、試験の際に分からない語彙問題が出題された際には、時間をかけないで、その後のPart7に時間をあてると良いでしょう。
Part5の解答時間は15分程度を目安にして、分からない語彙問題はとばし、品詞問題で正解できると有利になります。600点を取得するためには、30問中18問~21問正解する必要があります。
文法問題が出題されるPart5の攻略は、TOEIC®対策のカギだと言われるほど重要視されています。文法力がなければ問題集や参考書の説明を理解することが難しいです。TOEIC®問題集や参考書には、文法の知識があることを前提にした解説をしていることがよくある
ので、解説の意味を正しく理解するためにも文法の基礎をしっかり身に着けておく必要があります。
Part5が苦手な人の特徴とは?
苦手な人の特徴1.
TOEICの文法問題の特徴や構成を理解できていない
Part5が苦手だという人のほとんどは、TOEIC®の文法問題の特徴や構成を理解できていません。上述したようにPart5は大きく分けて文法問題、語彙問題が出題され、文法問題では品詞問題が多く出題されます。品詞問題に続いて、前置詞問題、動詞問題、接続詞問題が多く出題されます。TOEIC®はネイティブが実際に使うものが出題されるので、受験英語のような複雑な文法問題は出題されません。語彙、品詞を中心に、出題される順に沿って出題範囲を絞って効率的に学習するといいでしょう。
苦手な人の特徴2.
中学英文法が身についていない
複雑な文法は出題されませんが、文法の基礎がしっかりできていないまま勉強をしてもスコアアップは難しいです。Part5が苦手だという人は、文法の基礎になる中学英文法が曖昧になっていることが考えられます。中学英文法から高校英文法まで復習しておきましょう。特に中学英文法の知識は必ずいるので、中学英文法をマスターしておく必要があります。また、高校英文法の知識も必要最低限は身に着けておくといいでしょう。
苦手な人の特徴3.
TOEICの出題形式に慣れていない
TOEIC®はビジネス英語の運用能力を測る試験なので、職場や日常生活で使われる語彙や語法に慣れる必要があります。
日常生活に関するものでは、新聞記事や雑誌、webサイトなどが、また職場に関わるものとしては、請求書や納品書、メールといった話題が取り上げられています。
文法は高校までの基礎を身に着ければ十分ですが、単語は中学、高校で習う基礎単語に加え、日常生活や仕事にかかわる単語を中心に覚えておくことでスコアアップに繋がります。
文法、語彙の対策を実践して、Part5を攻略する!
高校までの英文法と、高校までの英単語に加えビジネス英単語を身に着けることでPart5への苦手意識が薄れ、スコアアップに繋がることをお伝えしてきましたが、Part5攻略のために更に具体的な対策をお伝えしていきます。