社内公用語英語企業で すぐ使える「商談英語フレーズ」2

前回の記事はコチラ

1.商談にこちらから出向きたいとき

2.話の前置きをする

3.食事をしながら商談をするとき

2.話の前置きをする

It’s going to be a long story.

相沢:アズマ先生、やっぱり商談って難しいですね。会社の先輩から商談の方法についてレクチャー受けたんですけど、もう全然ダメダメで。

アズマ:そうだったんですか。でも、千里の道も一歩からと言うじゃないですか。少しずつ上達していきますよ。

相沢:そうですよね。そうだ、アズマ先生、商談がスムーズにできる英語って何かありますか?

アズマ:スムーズに、ですか。うーん、そうですね。例えばですが、商談の際に自社製品のことを話すと話が長くなる場合がありますよね。そういうときに使える表現があります。It’s going to be a long story.話せば長くなるのですが、という意味です。こみ入った話の説明などを切り出すときの前置きの言葉として使われます。

反対に、「手短かに申します」は、「To cut a long story,~」とか、「In short,~.」、「Briefly speaking,~.」と言います。また、話の途中で「実はまだこの続きがあるのですが」と言うときには、「That’s not the end of the story」という表現になります。

相沢:これは知っておくといいですよね。手短に話すときもありますし、両方覚えておくと便利に使えそう。アズマ先生、正しい発音のしかた、教えてください。

アズマ:It’s going to be a long story.の、意味の上から大切な言葉は、「long」と「story」なので、その2語を強めに発音します。「It’s going to be」も「going」がやや強めになり,早い会話では[itsgóunəbi]のようにgoing toが[góunə]となることがあるので、聞いているときにわかるようにしておくことが大切です。また、long[lɔːŋ]がwrong[rɔːŋ]にならないよう注意しましょう。

◆会話の文脈からフレーズを覚えましょう◆

社員:Hello.This is Jones of Union Electronics Co.,Ltd.I’m calling in connection with an order we placed a long time ago./もしもし,ユニオンの電子工業のジョーンズですが,ずいぶん以前にした注文の件でお電話したのですが。

相沢:May I have the reference number of your order,please?/ご注文の発注番号をお聞かせ願えますか?

社員:Certainly.It’s No.1205/FRS/.It was made by telephone on Aug.15th and confirmed by a letter a week later./はい。No.1205/FRS/ です。8月15日に電話で注文しまして,1週間後に手紙で確認しました。

相沢:Just a moment.Let me look into it.…… Hello.Now I’ve found out everything about it.It’s going to be a long story./少々お待ちください。調べてみましょう……もしもし,今何もかもはっきりしました。話せば長くなるのですが。

社員:Oh? What kept it so long?/ええ?どうしてそんなに長く滞ってたんですか?

3.食事をしながら商談をするときへ続く>>

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