TOEIC®730点取得のための勉強法(基礎・リーディング編)

TOEIC730点取得のための勉強法(基礎・リーディング編)

730点のレベル感

TOEIC®730点は大学入試や転職の際にも有利なスコアです。
昇格や海外勤務のための目安となっている場合もあり、就活や転職時にTOEIC®730点を持っていれば「ある程度英語で仕事ができる」と評価されるレベルです。

実際履歴書に書けるのは600点からといわれていますが、600点取得の次は730点を目指す場合が多いです。
730点とはどのくらいのレベルなのでしょうか。

TOEIC®公式のサイトでは、各スコアのガイドラインを以下のように解説しています。

TOEIC proficiency scale

出典:http://www.iibc-global.org/library/default/toeic/official_data/lr/pdf/proficiency.pdf

 

どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている。

“通常会話は完全に理解できて応答も早い。話題が特定分野にわたっても、対応できる力を持っている。業務上も大きな支障は無い。正確さと言う調査に個人差があり、文法公文上の誤りが見受けられる場合もあるが意思疎通を妨げるほどではない。”

TOEIC®は990点満点、リスニングとリーディング合わせて200問のテストですが、730点を取得するためには大体8割程度正解する必要があります。

TOEIC®のスコアとスピーキング能力は必ずしも比例しませんが、730点位ですと必ずしも自分の言いたい事は正確に言えるわけではなくても、なじみのある話題であれば相手の言ってる事は大体理解できるといったレベル感かと思います。

 

730点取得のための勉強法

◆文法

まずは中学校で習う単語・文法は抑えているのが大前提となります。
中学文法は大丈夫と思っていても、例えば関係詞や比較など実はあまり分かっていない、忘れてしまった、という文法項目があれば必ず復習をしましょう。そうすることで着実に知識を身に付けていくことができます。

その上で、高校英文法をしっかりと理解することが大切です。
ただTOEIC®に必要なのは割と基本的な文法知識であり、例えば大学入試に出るような難しい比較構文は出題されないといった傾向を知ることも大切です。
そのため学生時代に使用していた参考書で闇雲に高校英文法を全て復習するといった方法ではなく、TOEIC®の問題を解くのに必要な文法を学んでいくことが効率的な学習方法となります。その際には、このようなドリルの使用がお勧めです。

TOEIC®テスト英文法をひとつひとつわかりやすく。

TOEICテスト英文法をひとつひとつわかりやすく。

 

高校英文法の復習が終わった後はこのような問題集で文法力を高めていきましょう。
文法の力を強めていくことは長文読解や、リスニングの聞き取りにも役立ちます。

TOEIC® L&Rテスト 文法問題 でる1000問

TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問

◆単語

出題傾向は単語にも当てはまります。
TOEIC®にはビジネスの話題がよく登場するため、学生時代には習わないような単語もたくさん登場します。
TOEIC®頻出の単語を学べる単語帳で学習をすることをお勧めします。

TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ

金のフレーズ

また、できればインターネットの辞書ではなく英和辞典をお手元に用意し、わからない単語があれば辞書を引いて使い方や品詞を調べる癖をつけましょう。電子辞書はすぐに調べられるので便利ですが、もし難しい場合は紙の辞書でも良いので1冊手元にあると良いでしょう。


◆時間配分

TOEIC®テストはリスニング45分、リーディング75分の2時間のテストです。
リスニングはそのまま流れる音声を聞いて問題をとけば良いですが、リーディングは時間内に基本的にどのパートをといても良いので、どのパートにどのくらい時間をかけるか時間配分が大切になります。730点を目指す場合、下記の時間配分を意識しましょう。

Part512分
Part68分
Part755分

また最後まで問題を解くことができず10〜20問程度余ってしまうこともあるかもしれませんが、730点目標の場合は問題が余る事はそこまで問題ではありません。
自分が確実に正解できそうな問題を優先して解くことでスコアが多少変わりますので、わからない問題は早めに見切りをつけるといった潔さも必要になります。

 

Part 7の長文読解について

◆しっかりと一文一文を理解する

Part 7には様々な文章問題が出題されます。
メールやクーポンといった短くて読みやすいものはもちろん、記事やプレスリリースといった少し長くて難易度の上がった文章も速く正しく読む訓練をする必要があります。

決められた時間の中でたくさんの文章を読まなければならないので、長文を読む体力をつけるために普段から長文を読む癖をつけましょう。
たくさんの文章を読むことを「多読」といいます。

ですが、ただ文章を読んだりあるいは問題を解いて答え合わせをするということの繰り返しのみを行っている場合、文法などが曖昧でよく分からない部分があってもそのままなんとなく読み進めてしまうといったことになります。

そこで大切になってくるのが「精読」です。精読とは文章を丁寧に読んでいくことです。
わからない単語や文法があれば調べて、また文の主語や動詞や修飾語など英文の構造を理解しながら読み進めていきます。
英文の構造を理解しながら読み進める訓練をすることで、なんとなくではなくしっかりと意味を理解しながら読み進めることができるようになります。

◆スラッシュリーディング

またオススメなのが「スラッシュリーディング」です。
スラッシュリーディングとは意味のかたまり(チャンク)ごとにスラッシュ(/)を書き込んでいき、英語の語順で文章を読み進められるようにする方法です。

例えば、こちらの英文ではこのように意味のカタマリごとに/を入れていきます。

Thank you / for your offer / for the post /of senior manager / in your company. / I enjoyed meeting you / at the Health Management Corporation Job Fair / and it was such an honor / to be invited / to the interview.

訳: 御社の上級マネジャー職を打診いただき、感謝申し上げます。健康マネジメント企業求人フェアでは、楽しくお話させていただきました。面談にお誘いいただき、大変光栄でした。

 

上記の英文をきれいな日本語訳にするとこのようになりますが、英語と日本語では語順がまるで違うため、きれいに訳そうと思うと返り読み(英文の後から読むこと)をすることになり、理解するのに時間がかかってしまいます。

意味のカタマリごとに/を入れて、そのカタマリごとに訳していくことで、英語の語順で理解することが可能となります。

Thank you / ありがとうございます
for your offer / ご提案を
for the post /職の
of senior manager / 上級マネージャーの
in your company. 御社の

このように英語の語順で英文を処理して読み進める練習をすることでぱっと意味が理解できるようになり、早く正確に読み進めることができるようになります。

わからないところをそのままにせず、しっかりと理解出来るように一つ一つ学習をしていき確実なスコアアップを目指していきましょう!