忙しい社会人だからこそ短期集中コースが近道!5日間で700点突破した秘訣を生徒とTOEIC満点講師にインタビュー
海外赴任や、昇給、部署異動などで、TOEICのスコアアップが必要になることもあるでしょう。短期で結果を出さなければいけない社会人。しかし、日々の業務に追われて、TOEICの勉強にまで手が回らない、どのように勉強すればスコアアップができるのか分からないなど悩んでいる方も少なくないのではないでしょうか。
今回インタビューに応えて下さった会社員のRさんも、独学でTOEICの勉強をしていたのですがスコアアップできず、目標点数に達することができないでいました。そこでアイザックの5日間集中コースに参加して、スコアアップできない悩みを解決。ということで、Rさんと、TOEIC満点のプロ講師で5日間集中コースの講師でもある古谷麻美子講師に、5日間でスコアアップできる秘訣についてインタビューしました。
―5日間集中コースに参加しようと思ったきっかけは何ですか?
Rさん
「大学生の頃、編入試験のためにTOEICのスコアが650点必要で独学で勉強をしていたのですが、スコアアップのために何をすべきか、どのように勉強すればいいのか手探り状態でした。結局、目標スコアが達成できず、編入もできませんでした。
それからTOEICに対して苦手意識があったのですが、社会人になって将来的な目標として英語圏での仕事をしたいと思うようになり、TOEICの苦手意識を振り払うためにも5日間集中コースに参加しようと思いました」
古谷講師
「英語に苦手意識を持っている方は少なくないですよね。TOEICのコースに通われる生徒さんの中でもレベルが様々で、400点台やそれより低いスコアからスタートする生徒さんもいます。生徒さんそれぞれのレベルやTOEICの勉強の状況などをまずオリエンテーションで自己紹介がてら話してもらって、講師が把握するようにしています。5日間集中コースでは少人数制なので、生徒さんひとりひとりに発音してもらったり、講師と会話をしながら双方向の授業をするようにしています」
Rさん
「先生からの一方的な授業とは違うので、楽しんで勉強できました。でも、いつ当てられるか分からないのでドキドキしてました(笑)」
―プライベートレッスンと集中コースの違いを教えてください
古谷講師
「生徒さんの事情や目標スコアにもよるんですけど、プライベートレッスンでは、例えば400点台ぐらいの方ですと大体3、4か月で600点突破が平均です。マンツーマンのレッスンなので、生徒さんに合わせた個別授業ができます。生徒さんの弱点をレッスンの中で特訓できるので、これまで受け持ってきた生徒さんは必ずスコアアップされています。
集中コースでは、5日間ずっと10時から18時までほぼ1日中英語漬けなので、英語への抵抗がなくなるので、短い期間でもスコアアップできます。集中コースの後も、自己学習の方法もお伝えしているので、コースの間だけでなく、長期的にスコアアップを目指すことができます」
Rさん
「5日間英語漬けなんて初めてのことだったので、初日は大変でしたが、徐々に英語に耳が慣れてきて英語に対する苦手意識がなくなっていきました。仕事をしながら3,4か月通うよりも、私は5日間に絞って勉強した方が向いていたかなと思います」
古谷講師
「プライベートレッスンと5日間集中コース、どちらが向いているかは人それぞれなので、自分に合ているレッスンを試して頂けたらと思いますね」
―5日間集中コースに参加する前のスコアを教えてください。スコアアップのために独学でどのような勉強をしていましたか?
Rさん
「5日間集中コースに参加する前は、485点でした。
独学では、まず質よりも量をこなすことを重要だと思い、単語帳を買って丸暗記していました。一度にたくさんの単語を頭に詰め込むので、すぐに思い出せなくなってしまい、結局途中で単語帳を開くのをやめていました。
文法は中学校で習う基本の文法を勉強し、テストの1か月前くらいから過去問題をひたすら解くようにしていました。付け焼刃での勉強をしていて、少しは点数がアップしても、飛躍的に伸びたり、次回につながるような勉強は出来ていなかったと思います。
テストで目標点数を決め、受験申請をした時は勉強のやる気が出てくるのですが、それも長続きせずにだらだらと過ごしてしまい、テストの数日前に詰め込む、という事が今まで何回もありました」
―独学で行き詰ったことはありましたか?
Rさん
「リスニングでは、パート3とパート4ですね。パート2がテンポ良く一つひとつの受け答えを聞くのに対し、パート3は会話になるので切り替えが大事で、最初から最後まで集中力を保たないといけないので、会話をしている場所や状況を表す単語を聞き取れるようになるまでが難しかったです。
特にパート4は、1人が話す内容から情報を整理しながら聞いて選択肢を選ばなければいけないので、リスニングの中で一番時間をかけて勉強したパートでした。とにかく量をこなそうとして、理解できていない問題も深く掘り下げずに次の問題にすぐ移ってしまっていた事が行き詰った原因だと思います。
リーディングでは、私はパート5が一番苦手で、まず基本的な英文法が理解できていなかったので大変でした。復習がてら中学校で習うレベルの文法から勉強しなおしていたのですが、すでに理解できている箇所が多く、無駄な勉強に時間を費やしていました。現在の自分のレベルにあった勉強法が分かっていませんでした。
読解力はそれほど問題にならなかったので、パート6や7はパターンを覚えれば解けないわけではありませんでした。ですが、時間配分がいつも上手くできずに、テストではリーディングを解いている時に時間が足りず、パート7の残り数問を満足に解けないでいました」
―5日間集中コースでは、リスニングパートとリーディングパートでそれぞれどのようなことをポイントに教えていますか?
古谷講師
「リスニングでは、リスニングそのもの、もちろんテクニックはパートごとにあるんですが、そのテクニック以外にも今後ひとりでできるような勉強法を伝授しています。例えば、英文を読んでいる音声の後を、影のように追いかけていくシャドーイングの方法を教えています。耳を英語に慣れさせるために効果的なやり方があるので、シャドーイングのポイントを実践しながら身に着けてもらうようにしています。
レッスンの中で、やり方があっているかどうか、どこを改善すればいいかを伝え、こういう感じでやればいいんだというのを分かってもらえるようにアドバイスしています。集中コースの期間だけでなく、今後も独自でできるようになるよう指導しています」
Rさん
「シャドーイングでだいぶ英語に耳が慣れました。集中コースを終えても、自分でシャドーイングしながら英語に慣れるようにしていたら、簡単な日常会話なら聞き取れるようになっていたのでびっくりしました。すごい効果ですね」
古谷講師
「そうなんですよ。Rさんのように、集中コースで学んだことを自己学習で継続されていくと、スコアは伸びていくので、集中コース終えた後も続けて勉強していって頂けると結果派出ると思います。
リーディングですが、何よりも文法が一番のポイントですね。それが曖昧だとパート7の長文が正確に理解できないので、文法をきちんと理解してもらえるように心がけています」
―5日間集中コース終了後のスコアを教えてください。リスニングパートとリーディングパートで、それぞれどのような点がスコアアップにつながったと思いますか?
Rさん
「コース終了後は710点で、225点もスコアアップできました」
古谷講師
「それはスゴイですね!」
Rさん
「ありがとうございます。教えて頂いたように勉強したらスコアアップできたので、自分でも驚きました。
リスニングパートでは、同じ問題文を聞き続け、まず内容の理解、一つひとつの単語と慣用句、接続詞を聞き取れるようになるまで聞く練習をしました。シャドーイングといって文を見ずに、そらで言えるようになるまで何度も聞き返すことによって、完全にその文章を理解することでした。聞くだけでなく、声に出してみることで自分がその単語や文章を理解しているのかが分かるので、問題文を何度もなぞって口に慣らしていったことは良かったです。リスニングは、聞けば聞くほど伸びることは今までの経験で実感していたので、とにかくいつでも流しておいて耳に英語を慣れさせることも大事だと教わり、実践しました。朝、会社に行く前の数10分間や、通勤時間など、すきま時間を利用して常に聞いていると、勉強する時間だけでなく日常に英語が染みついてくるので、自然と耳が慣れていきました。
パート3、4では、実際に受講して、クラスメイトがいる緊張感のある雰囲気で問題を解き続けたことで、時間を重要視するようになりました。問題と問題の間の少しの時間を活用して目ですばやく設問を読んだり、単語を拾ってあらかじめどの話をするのか予測したり、頭の回転を速くする練習ができました。自己学習の時も、問題を解くときはテープを流し、本番と同じタイミングで問題が解けるようにしていました。一度解いた問題文は、また繰り返し何度も覚えるまで聞いていました」
古谷講師
「リスニングパートは問題慣れしていないと、ずっと考えていても分からない問題に時間を使ってしまって、分かる問題に解答する時間がなくなってしまうので、練習問題を本番さながらに何度も繰り返して、時間配分に気を付けることは大切ですね」
Rさん
「そうですよね。リーディングパートでも「適切な時間管理」が重要だと教わりました。実際テストの時に一つひとつの問題に対して深く考える時間はないので、一つのパートにこれくらいの時間配分で臨む、ということをあらかじめ決めておくと、やりやすかったです。パート5では、語彙と文法の知識が問われるので、問題のパターンをまず学び、頻出する単語などを習うことで確実に解答できる問題を増やしていけました。パート6と7の勉強法は、解く手順として指示文で何を聞きたいのかを把握し、内容を速読するよう心掛けました。長文の最初から最後まで読んでいると時間が足りないので、必要な箇所に目を通し、問題が解けるように練習しました。
苦手としていた文法の勉強は、『TOEIC TEST 英文法 出るとこだけ!』という教材を使い、テストに出てくる文法だけを学び、反復練習することで時間を無駄にせずに効率の良い勉強ができました」
―TOEICのスコアを短期でアップするためには、やはり独学よりもスクールに通うことが近道でしょうか?
古谷講師
「そうですね。独学ですと短期間の目標を設けても上がらないかもしれない。私が受け持っている生徒さんはプライベートレッスンだと大体2,3か月で最低100点は上がっています。最高で200点アップもありますね。半年になると400点アップすることもあります」
Rさん
「独学だと何をどうしていいか、勉強のやり方が分からないので、スコアアップは本当に大変でした。でも、スクールに通って先生からスコアアップのコツを教えて頂けたので、5日間で225点もアップできて、やっぱりスクールに通ってよかったと思いました」
―生徒さんのモチベーションをアップさせるために工夫していることはありますか?
古谷講師
「オリエンテーションの時、モチベーションをどうやってあげるかということを少し説明します。心構えや、TOEICの受験回数などを1、2分で自己紹介と一緒に話してもらうようにしています。ひとりひとりの状況や苦手なところなどを把握して、それによって集中コースの期間にアドバイスをしたりします。
少人数制なので、ひとりひとり当てたりとか、参加型のレッスンをしています。日本人はあまり慣れていないと思うんですけど、間違ってもいいのでいっぱい英語を発声してもい、ここは何が違うのか、どうすれば改善されるのかなど、一緒に考えるようにしています。緊張感が漂うレッスンというよりも、和気あいあいとした雰囲気になるようなるべく楽しく生徒さんが勉強できるように心掛けています」
―5日間集中コースに参加した感想をお聞かせください
Rさん
「5日間という短期での研修だと、自分の休日を削ってやっているということで、勉強に励まないともったいないという思いが働いてモチベーションは上がりました。午前中から夕方までみっちり学習するので、復習する内容も多く、一週間があっという間に過ぎていった気がします。
あと、意外と他の受講生の存在が学習に大きく影響しました。リーディングでは5~10問の問題を解いてから先生の解説があったのですが、答え合わせを全員でするので、誰がどこをどう間違ったのかをみんなに知られるので、凡ミスなどの間違いを少しでも減らそうと努力しようとしました。
独学では分からないまま放っておいて質の良い勉強ができていなかったのが、自分が分からない、難しいと思った部分はすぐ講師に質問できたのも良かったです。特にリスニングでは、英語を声に出して練習するときに間違った発音でやりがちなところも、しっかり講師になおしてもらいながらできたのもプラスになりました」
―これから5日間集中コースに参加しようと思っている方々へメッセージをお願いします
古谷講師
「5日間集中コースは、1日中英語漬けの日が5日続くので覚悟は必要なんですけど、英語への抵抗感がなくなるために楽しく教えていきますので、ぜひいらして下さい」
Rさん
「400点台からスタートした私でも、先生から効率的な勉強法を教えて頂くことで、英語への抵抗感もなくなり、700点突破することができました。5日間集中コースでぜひスコアアップを体験してみてください」